日本人の多くの方が悩んでいらっしゃる腰痛・膝痛からの脱却方法です。
顔のゆがみで腰・膝が引っ張られ負担となる
人には利き腕や利き足があるように、利き目があります。
最初に左右の目の大きさの違いに着目しましょう。
また、両目が水平にあるかも確認をしましょう。
ここがゆがむことで、連動して顎がゆがんでいることと思います。
食べるとき、笑うときなどに口がまっすぐになっているでしょうか?
結果、顔の左右前後バランスが崩れてしまっています。
実はこの顔のゆがみが腰痛・膝痛の原因となるのです。
腰痛・膝痛ですから患部をほぐすなり治療されると思いますが、ほとんどの方が再発してしまします。
理由は腰痛・膝痛は結果であって原因ではないことが多いからです。
原因を解決しなければ、問題は解消されませんよね。
天秤で考えていただければ、支点から力点が遠いほど力が強くなるわけですから、地面(重力)から一番遠い「顔(頭含む)」のズレが一番大きな影響を及ぼすのです。
顔のズレを修正することは腰痛・膝痛のみならず体調全体に影響してきます。
頬から上が顔でここを調整する
ここでいう「顔」とは下顎を含まない、頬から上の部位で頭部を含む部分を指します。
下顎が曲がっているのは、その上部の問題ですから、ぶら下がっているだけの下顎を調整しても意味はありません。
「顔」が長い時間をかけてゆがんでしまうにはいくつかの理由があります。
・呼吸が浅い(呼吸ごとに顔がストレッチされていない)
・目で見るときの左右どちらかに偏りが大きい
・ものを見に行ってしまっている
・眼球が軽く浮いていない
・「頬」優先でなく「口」先行優位になっている
・怒りや緊張など「顔」を力むことが多い
・動作時、後頭部を持ち上げてしまう
・手と目の意識が強すぎて頭の感覚が薄い
・その他
ほとんど日常化していますので本人には自覚がないことが多いと思います。
実地トレーニングが必要な部分かもしれません。
日常の動作。ありようを変えることに合わせて、矯正も効果があります。
高齢の方の腰痛が顔の歪みをとることで改善したこともあります。
手術までして改善しなかった膝痛が改善した例もあります。
・左右バランスのよい笑顔を口ではなく頬で作る
・ものは目の奥で見る
・眼球は浮いているものとしてつぶさない
・頭をよくマッサージする
・後頭部は脱力して持ち上げない
など、できるところから改善してください。